水戸芸術館にて、芸術祭に出演して参りました！
小さい頃はよくこちらに母とコンサートに行きました。
子供ながらにクリスマスの演奏会にはパイプオルガンの神聖な響き、美しさに心惹かれたのを覚えています。
それから十何年、ピアノは年々一般の習い事の範疇を越えていき、本人はあまり意識していなかった音楽大学へと進学し、2年次には名手・名歌手オーディションに受かって難所だらけのラフマニノフ2番を弾くことになった、思入れのあるホールです。
いちお客さんとして聴きに来ていたステージ、自分が立っちゃってる！
今までとは真逆の景色が見える。
ピアニストはこんな風にお客さんを観ていたんだなぁとしみじみしました。
そういえば母にピアノは何で始めたのだっけ？と聞くと、
母はいつも『ひとみが習いたいと言ったのよ。』
と毎回言っていますが、ほんとかな。
こちらは幼少期に既に導線は引かれていたと思っています。
